2011年1月29日土曜日

ペットの効能。

猫や犬、その他ペットと毎日一緒に暮らすことから得られる情報量というのは、本100冊では到底おいつかない、と思う。
乱暴な比較だが、情緒の揺さぶられ方が、本の比ではない。向こうにこっちをどうこうしてやろうという意志がないのもいい。そこで気ままに、寝るか食べるかしかしていない生き物に、思考の端緒がある。
生き物というのが重要なのだと思う。子供の情緒の安定にいいとか、優しい気持ちになれるとかいうごたくではない。思い通りにいかない他者がいると、自分を考える。大きな世界で、取り柄があろうとなかろうと、与えられた生を全うすることに、ただ生きることに意味があるんだと痛感する。
みんな生きてると涙することが、自分にあるとは思わなかったなあ〜。

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