2011年1月27日木曜日

涙のわけ。

毎週1回、ソウタロウとサトシは同じサッカー教室に行きます。
はじまる時間がちがうので、ソウタロウには「宿題が終わったらおいで」と言って、私とサトシが先に行きます。昨日は学校が4時間で宿題も終わっていたので、ソウタロウが「ぼくが連れていったるわ」と言いました。夜ごはんの支度が全部終わってなかったので、じゃあお願いします(必ず手をつないでいって信号渡るときは気をつけてサトシお兄ちゃんの言うこと聞いて勝手に先へ先へと行ったらあかんで)と託しました。
サトシの終了時刻前に迎えに行くと、ソウタロウが寄ってきて「サトシくん、始まってすぐくらいに泣いてはった」と言います。え、サトシが泣いてた?えー、どうしたんやろ。怪我してた?「ううん」。じゃあ寒かったんかなあ…お腹が痛くなったんかなあ…。「終わったら聞かなアカンな」。そうやね。

その時点ではニッコニコで試合をしていたサトシ。終わりの挨拶をして、ニッコニコで戻ってきます。サトシ、泣いてたんやって?「ああ…うん」。ソウタロウが「なんで?」と聞くと、サトシは「…たんじょうびがわからんかったんや」。ああ、そう!コーチと始まりのミーティングのときに、年齢の話になったんやね?サトシはまだ6歳になってないから、いつが誕生日かと聞かれてわからんかったんか。それで泣いたのか。

いや、そうでしょう、そうでしょう〜。サトシは身体の痛みで泣くことはほとんどないからねえ。泣くときは悔しいとき。だから叩かれてやり返せなかったときも悔しくて泣いてるんだけども、周りは痛くて泣いてるんだねーと取るから、さらに悔しくて泣くという…。ややこしいやつ。他の子はきっと自分の誕生日を言えたんでしょうね。きっと、そんで悔しくて泣いたんだ。

「サトシくん、覚えといて!きみの誕生日はねえ、3月。3月ぅ…言うて、言うて!繰り返し言わないと覚えないよ」というのに、まったく言おうとしない。「3月29日だよ。言って!」というも、やはり言わない。覚える気がないのではなく、もうその話題がまっぴらなのです。

次も言えへんわ。
↓なんやかんや言いながら、大体一緒にいる兄弟。そしてペアルック。

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