まさかあの人がと思っていた人が当選したのでビックリしてしまいました。軽く1日は落ち込んでしまいました。しかしながら、自分があの人を掲げる市に住み続けていたら、やっぱりあの人を望んでいたかもしれないなと思います。こちらに来て、ずいぶんものの見方が変わったと思うので。
少し外に出てながめると、独裁というならそれでいいと言う人を選挙で選ぶってことが本当にあり得るんだという感じです。ヒトラーは軍隊を引き連れてドイツを乗っ取ったんじゃなくて、選挙で勝ったのだった史実が浮かびました。強いものが勝つ、自己責任の社会だと言い切る人を選べるような(それに耐えうるような)市民性ではないと思っていたけどなあ。むしろ弱者に優しい、人情に弱い、そういう市民かと。「少々の痛みに耐えてもらわないといけない」と言っていた人も人気あったけど、その後この国が辿った道は多少の痛みってどころか。
あの人への期待は「変えてほしい」らしい。今のままではどうにもならんから、多少荒っぽいことをしても変わる方がいいということでしょうか。事前に見込めない浮動票が大きく流れてこの勝利があったらしい。若い人がしっかり思考して投票したのかな。語弊があるかもしれませんが、教育から変えないと何も変わらないとしているあの人が、その「どうしようもない」教育を受けた若者に指示されて勝利したというのが皮肉。
「変わる」ことは、どうも最近推奨されてるんだなと痛感しました。確かに変わる、変わりたいという本が多い。基本、現状維持で、変えるべきところは変えるというスタンスは、今はまったく評価されないんだなあと悲しくなりました。 まあ確かに「とりあえずやってみて、あかんかったら方向転換」という人生設計では、簡単に変えないとダメだと思いますけど、「人生やり直しはきかない」という意識で、必死に積み上げていってたら、ダメだといってそう簡単に切り替えられないと思うんですね。しかし、最近どうも後者に対しては、頭が固いとかあまりいい評価がないように思います。
1人でも反対の人がいたら、しっかり理由を聞いて、取り入れるべきは取り入れるという姿勢には、確かに時間がかかりますが、そもそもそのみんなで考えてやっていこうというのが民主主義じゃないの?反対があっても、民意を得たのはこちらなので、勝手にいきまーすというのは、本当にそれがスピード感あっていいと思ってるの?そこが納得できません。こわい。
ゼロリセットは潔いかもしれないけど、リスクが高い。そして変われと言う人自身は変化を嫌うことを、そしてあの人の最終目標は「変えたってほしいわあ。ナンボでも切ったりーや」と他人事のように言う一般市民の方ではないのかという怖さを考えたのかなあと思いました。
対立候補がそれらを考えていたというのではないですが…極端な方に一票を投じてしまう大人がそんなにいるとは思っていなかったので、驚いた次第です。本当にびっくりしました。
わたしもごっついびっくりしましたわー!
返信削除おひさしぶりー!
twitterもフォローしてみました。
師走はたまらんいそがしいねぇ。
空
わ、びっくり。
返信削除おはよう!
元気そうですなあ。
私もフォローさせていただきました。
師走と言わず、そらは年中忙しそうや〜。
でも、いつも冷静に見える。そんで楽しそう。
いつ以来って、子どもが生まれたときやから、4年あってないのか…。近いのにな〜。
また遊びに行きます。