最後のおゆうぎ会が終わりました。慧志はダンスと聖劇に出ました。ダンスは例年のごとく、汗だくになるまで家で練習していました。今年は少々家で踊るのが恥ずかしかったようで、ちょっとお兄ちゃんになったなあと思っていました。聖劇では、聖書の流れと、子どもたちの技量を考慮した都合と、幼稚園の伝統が入り交じって渾然一体となった脚本の中で、慧志が出る場面は、セリフを言うまで控えている人がいることが不自然ではなく、王様を中心に扇型に人が立っていたり、いかにも「子ども演劇」の感じで、新鮮でした。どの衣装を着るのかな…と思っていたら、東方の三博士の、緑の人でした。今、画像検索で見てみたら、緑の人は、アフリカ大陸の象徴で、首から緑のマントを着て、頭にカンガのようなものを巻くか、あるいは緑のカンガを巻くかしている絵が多い。慧志がやっていたのは、サウジアラビアのスカーフのような布「クフィーヤ」のイメージ。けっしてこれも長い幼稚園の歴史の中で、流れと子どもたちの技量と都合、そして先生方の縫製技術が渾然一体となってできたスタイルなんでしょうなあ。
当の慧志はこの衣装が気に入っていたようで、私も見た瞬間に、ほっぺた「ぷっくー」が強調されていて、とても気に入りました。大きな声でセリフが言えて、指先までピンとした美しい動作は、彼のとてもよいところだと思っています。最後のおゆうぎ会も、元気にできてよかったね!
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