2011年3月29日火曜日

慧志、6歳。

学校のお祭り、お別れ会、卒園式、卒業式と行事があり、入学式2つを目前に控えて、私が何をするというわけではないものの、テンパっていて慧志の誕生日は後回しにしてしまいました。今回は、祖父母を呼んでの誕生会をしなかったのです。情けないことに、準備をする心の余裕が、私になかったのです。何もしないのは慧志が可哀想なので、家族だけでこじんまりと誕生会をしました。ケーキの土台は買ってきたスポンジ。ごはんは慧志の好物を並べただけの普段の延長の感じ。うーん、これでいいのだろうけど…。やっぱりなんかしっくりきませんなあ!
家族だけなら昼からする必要はないと思って夜にしたんですが、部屋が暗くてイマイチだし、もらったプレゼントは遊ぶヒマなく寝る時間だし。やっぱりどんなにテンパっても、これはやらねばいかん行事でしたね。すまかったね慧志くん。

とはいえ、子どもたちは、もらったプレゼントを喜んでおりました。慧志は3DSと「マリオvsドンキーコング」。慧志は、携帯ゲーム機デビューです。下の子になるほど、何でも解禁が早くなるというアレです。すでに目が悪いからなあ〜。慧志は入り込むタイプなので、本当に時間を決めないと、際限なくやってしまいます。庸子は「レイトン教授と奇跡の仮面」、聡太郎は「ダンボール戦記プラモデル、ハカイオ−」でした。あれ、庸子のソフトが3DSで、慧志のソフトはDS用ですね。これはお姉ちゃんがレイトンの新作やりたさに、そして親の私たちも、3DSがどんなもんか見てみたいという思いから、交渉の末にこういう組み合わせでプレゼントさせていただきました。
約束した通り、喧嘩は起こらず、非常にスムースにハードの交換が行われています。いつまでもつのかは不明ですけども。慧志の時間制限は、私よりも、聡太郎がしっかり見張っています。聡太郎は慧志の生活態度にとてもうるさい。自分が宿題をしている横で、遊びをやめない弟にむかつくというよりも、真面目に慧志の目や心を心配してくれているようなので、おまかせしています。けど、泣くまで注意するのはよして下さい。

2011年3月18日金曜日

卒業式。

庸子が卒業しました。ぽわーんとしていて、実感あるのかなあと思っていましたが「さ、これでやっと小学校終わり。中学校だ!」と言っていたので、本人はしっかり事実を把握しているみたいです。

今年1年、役員をやったことで、以前よりずいぶんと子どもの顔と名前が一致するようになり、自分の子どもの卒業式というより、6年生全員の卒業式、みんなお兄さんお姉さんになったね〜立派だ!という、まるで先生側のような心持ちでいました。

最もうるっときたのは、入場のとき。一様に真剣な面持ちに、とうとう巣立ちますな、と私が実感しました。6年生が舞台を向いて立ち、卒業の言葉を全員で言い「いま、私たちから5年生にたすきを渡します」と、くるっと後ろに控えている5年生に向き直ると、5年生がバッと立ち上がって言葉を言い始めたときにもグッときました。卒業式は、学年全体を引っ張ってきた6年生が、今度はあなたたちの番だよと、5年生につなぐセレモニーでもあるんだなあ…と思うと感動しました。巣立つだけではない、次につないでいく。大事なことですね。

小学校で泣く子なんていないだろうと思っていたら…けっこう泣いておりました。ええ!何を泣くことがあるのか?すぐそばの中学校に行くというのに?おもしろかったのは、保護者の方を向いて歌を歌うときに、いちばん前の男子が泣き始めたのですが、その隣の男子が「こいつ、泣いてる!」ということに驚いて、そのまた隣の男子に報告。その子が泣いてる子の顔をのぞきこみ、冷やかすには号泣なので、とまどったように2人が顔を見合わせ「泣いてるなあ」「思いっきり泣いてんで」「こいつ、泣くタイプのやつやったんやな」(以上、すべて私のアフレコ)という感じで、薄く笑っていたことです。友達がいきなり泣き出したら、びっくりするよね…。

私は自分の卒業式で泣いた思い出がありません。小学校から中学も、中学から高校も、友達がほとんど一緒に持ち上がったし、高校は浪人しちゃって、別の意味で泣きたかったけど、大学は終わりぎわから仕事に入っていたので、卒業式よりそっちで頭がいっぱいでした。思えば幸せな節目です。

卒業式の日は非常に寒く、体育館は凍えそうでした。聡太郎から下がった、入学式に着るスーツを着せて列席した慧志は、足が寒いと訴えていたのですが、もう終わるというところで耐えられず泣き出して(座っている席から見えるのは前の人の背中だけだし、長い時間退屈で死にそうだったと思います)、「慧志泣いてるねん」というと、庸子も「大変、ほんならはよ帰ろ」と、写真撮影だの、友達との別れを惜しむだのなく、さっさと帰りました。

2011年3月17日木曜日

撃沈。

16日は慧志の卒園式でした。慧志だけでなく、クラスのお友達から「やっと小学生や〜」「もう幼稚園は来えへんでぇ〜」という声が聞かれたことがおもしろかったです。その意気です。次が楽しみっていいよね。
卒園式は3回目。なっがいこと通った幼稚園も、もう終わるかーと、私の方が感動していたかもしれません。園長先生にご挨拶できたのがよかったです。

今日から慧志は長い春休み。昨日でさすがに疲れたのか、めずらしく昼寝をしていました。頭をつきあわせて、トラコも寝ていました。明日は庸子の卒業式で、母は気を引き締め直しました。

2011年3月10日木曜日

フェルト人形。

 
週末になると、庸子はフェルト工作をしています。適当にちょこちょこ切って、ちょこちょこ縫うわりに、それなりのものを作るので、私が楽しみです。手芸屋さんで本を1冊買ったら、最初はその通りにひとつ作ってみて、その後アレンジでいろいろ作っております。
本にのっていた「アイスクリーム」のアレンジで、「ミジュマル」と「ねこ博士」。ねこ博士は、庸子が自主勉強ノートに出没させていたオリジナルキャラです。後ろにしっぽがついてるのがニクい。
見よう見まねで作った「オーバーオールのねこ」。首と胴体のくっつき部分に苦心したような縫い目です。オーバーオールの尻ポケットがちゃんとついてるのがかわいいです。
「マカロン」のアレンジで、「くらげ」3匹。

主人も昔、母親からはぎれをもらっては、人形を作っていたそうで、「え、男の子が?!」と言うと「いや、あれはなんていうか、布と糸を使った工作やってん」と言ってましたが、庸子がまさにそれ。手芸が好きなんて、女の子らしい〜、という雰囲気がまったくしない。マンガを描くように、折り紙を折るように、ただ鉛筆を針に持ち替えただけ、という感じです。女の子らしい手芸好きとどこが最も違うのかというと、彼女は「作ってる私がかわいい」というアピールをまったくしません。作った後も見せにきません。机の前にチンと飾ってあるので「ああっ、またこんなものを作りやがって…」と私が悶えているだけです。私は小物類がダメなので、ちまちまとかわいいものを作れる彼女を密かに尊敬しているのですが、当の本人はそこに酩酊していないところが、よけいにいいなと思います。

2011年3月8日火曜日

ダイエット報告。

長く時間をかけてダイエット中。目標完了日は来週水曜日だ!卒園式の日です(笑)。なのにまたここで食欲を止められなくなってます(泣)。どういうこと。
エアロバイクができる日は、気持ちが落ち着いていてお腹の中の様子を感じて「おやつを食べるまでもない」と確認できる。忙しくてできない日は、気が急くというか、気持ちがふわふわして食べてしまう。運動できないんだから、おやつはその日こそ止めておけばいいと思うのに、不思議な話です。運動できひんかったし、この際一緒やわ、食べてまえ的なヤケがダイエットに関して非常に起こりやすいのはどうしてなんでしょう?これさえなければ、もう少し継続的に痩せていってると思うのになあ。
仕切り直しの意味で、手作りおやつ。(1週間ほど作れなかったので、ずっとドライフルーツ漬けでした)オートミールバーです。でもこれはたぶんカロリー高めだと思います。具にはレーズンとごまと、辛すぎて食べられなかった共立の「ジンジャー」というドライフルーツを刻んでいれました。これが大当たりで、爽やかな口当たりになりました。おいしい〜と3本食べた時点で、口の天井がざらざらになってしまいました。オートミールのガリガリバーを食べると絶対こうなる。最大2本という限界もいい感じではないですか。
もうちょい、がんばります〜。

ちょっとイメチェン。

メガネのレンズのコーティングに傷が入っていて、まるで汚れたまま拭いていないような体になってるのがイヤでした。コーティングのやり直しができないか、メガネ屋に聞きましたが、レンズを取り替えないと無理とのこと。
どうせレンズを変えるのなら、近いところにピントが合いにくくなっているのも気になってるし、老眼にした方がいいのかなと、眼科に行き視力を測ってもらいました。近視と老眼の検査で4時間…。その視力のレンズをかけて15分様子を見るというのを4回やったので長かった。でも結果、老眼はあるものの、遠近両用にするにはもったいない程度の視力で、近視の度数を下げれば、目に負担をかけずに近いところも見えるようになるとのことでした。
とはいえ、度数を下げるのは勇気がいる!目が楽になるとはいえ、クリアな視界がなくなるのはちょっとこわい…と、お医者さんにぐずぐず言った結果、今のままの度数でいいということになりました(「そのメガネで近いところは見えへんで!それはわかっといてや!」と脅されながら)。4時間かけて、その結果かい。でもしっかり測ってもらったので自分の目がどういう状態にあるのかわかったのと、老眼鏡はもうちょっと年を取ってからのもんかなという感じがつかめました。
なので、今のメガネのままでよいという結論が出たのですが、たいがいこの「レンズ拭いたら?」の人になっているのがイヤだったので、思い切ってレンズだけ変えてもらおうとメガネ屋に行ったら、売り場改装の売りつくしセールになっていて、フレームも一部70%オフになっていました。よっぽど気に入ったのがなければやめよう…と見たら、オクターボのフレームがある!普通セールには出さないフレームだと言われて、即決してしまいました。
メガネの試着で悩ましいのは、かけた自分の顔を遠目で見ることができないのと、度数のきっついレンズを入れたら、また雰囲気が変わるという点です。しかし今かけているのも、聡太郎が選んでくれた同じくオクターボのフレームなので、幅や雰囲気がつかめます。分厚いセルフレームも気になるのですが、リムレスの軽いのを着け慣れると、セルにはなかなか手が出ません。新しく選んだのも、下だけリムレスの細いフレームです。赤茶のような色味が、顔を明るく見せる(ような気がする。試着がそんな状態なので)ので、決めました。1週間後に出来上がりです。楽しみです。

それにあわせて、といったら何ですが、前髪を2年ぶりかぐらいに作りました。ずっとほぼワンレングスのロングだったのですが、前髪を厚めに作ってもらって、メガネ強調しようかと思って。それとデコの横皺が深く刻まれつつあったので、その目隠しの意味合いがあります。
前髪作ると、馬面の私は面長が強調されるため、後ろの髪はまとめます。ありゃ、こりゃヨウコと同じだ。びっくりするほど娘と同じになってしまいました。

2011年3月3日木曜日

おゆうぎ会。

最後のおゆうぎ会が終わりました。慧志はダンスと聖劇に出ました。ダンスは例年のごとく、汗だくになるまで家で練習していました。今年は少々家で踊るのが恥ずかしかったようで、ちょっとお兄ちゃんになったなあと思っていました。聖劇では、聖書の流れと、子どもたちの技量を考慮した都合と、幼稚園の伝統が入り交じって渾然一体となった脚本の中で、慧志が出る場面は、セリフを言うまで控えている人がいることが不自然ではなく、王様を中心に扇型に人が立っていたり、いかにも「子ども演劇」の感じで、新鮮でした。どの衣装を着るのかな…と思っていたら、東方の三博士の、緑の人でした。今、画像検索で見てみたら、緑の人は、アフリカ大陸の象徴で、首から緑のマントを着て、頭にカンガのようなものを巻くか、あるいは緑のカンガを巻くかしている絵が多い。慧志がやっていたのは、サウジアラビアのスカーフのような布「クフィーヤ」のイメージ。けっしてこれも長い幼稚園の歴史の中で、流れと子どもたちの技量と都合、そして先生方の縫製技術が渾然一体となってできたスタイルなんでしょうなあ。

当の慧志はこの衣装が気に入っていたようで、私も見た瞬間に、ほっぺた「ぷっくー」が強調されていて、とても気に入りました。大きな声でセリフが言えて、指先までピンとした美しい動作は、彼のとてもよいところだと思っています。最後のおゆうぎ会も、元気にできてよかったね!