2014年11月22日土曜日

人権学習の参観。

今日は次男の土曜参観でした。1時間目なので8時50分に合わせて家を出ました。
ふだんその時間に出ることが少ないので「今日はあたたかい」と天気予報で言っていたけど充分寒い。朝早いと寒いです。

学活の参観で、内容は人権学習でした。私が小学生のときの人権学習といえば、「セメント樽の中の手紙」の衝撃につきます。道徳と直結してあの話思い出します。大阪市の小学校だったからか、人権学習といえば部落差別、出自により就職・結婚の自由がないことが世の中にあることの周知を徹底して学習した覚えがあります。あと戦争はアカン系。

私の時代の人権学習や道徳は、具体的な真実を知らせて考えさせるものが多かったように思いますが、私の子どもたちの教科書や参観の内容を見ていると、自尊感情を持たせるもの主体のような気がします。「自分は愛されて望まれて生きていていい存在」で、その先に「そんな自分と同じような周りのあの人この人も大事にしよう」へ続く流れのやつ。もちろん文科省からこれをせえと言われてることをしてるのでしょうから、いじめや自殺対策が最急務だということを感じます。

今日も、親があらかじめ書いてた子どもへの手紙を最後に読んでもらうイベントに続く前振りなのですが、まず「平和ってなんだろう」から入る。平和は戦争がない、ごはんがいっぱい食べられる、夜ぐっすり眠れる…の流れで、あなたが生まれてくれてよかった、なので、うーんどうなのこれ着地地点がえっらい遠くにあるけど、そんな遠くからのアプローチで大丈夫?って感じの授業でした。しかも先生もその流れを説明する能力に欠けてる。言えといわれてることを流してる感満載の授業でしたが、驚くべきことは子どもたちがそこで先生が欲しそうな答えをさっと言うんですわ。何それ。今の説明からその答え来る?ということを小4(のうちの何人か)は、やる。すごい。

「生きていてよかったと思うとき」(そんなもんあるかよ10歳の子どもに)のお題に、元気よく手を上げたうちの子が答えた「殺されなかったとき」にはのけぞりましたけどね。先生も「きみの家ではそんな状況があるの?」ってしどろもどろでしたよ…。虐待を疑われる発言はやめたまえ!あとマンガ脳もどうにかしてくれ!


参観の後、買い物に行ったら、駅前のライトアップの準備をしていました。電飾つける歳に葉っぱがいっぱい落ちるんですね。そらまあそうか。大変な作業なんですなあ。



恵文社があるので、アート系サブカル系で話題になった本は平積みで探しやすい。普通の文庫はあまりないけど。高野文子さんの気になってたのがあったので即買いしました。もうひとつはなごむために。

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