長女が受験の間は、漫画も新刊が出たら買う程度にとどめていたので、入学先が決まってからは、タガがはずれたように新しいのを買って読んでました。「闇金ウシジマくん」「鬼灯の冷徹」「きょうは会社休みます。」「忘却の首(しるし)と姫」「ワンパンマン」「銀のスプーン」などなど。なかでもいちばん面白かったのが「弱虫ペダル」です。あっという間に既刊分揃えてしまいました。
で、この弱虫ペダルのおかげで、ずーっと自転車に乗れなかった次男が、乗れるようになったんです。昨年まであと一息ってところでやめてしまって「もうちょっとやし練習しようやー」って誘っても「もうあれだけ乗れたんやからエエやろ」と意味不明なこと言われてそのままになってました。今年度(3月から)は塾が週に4回あり、往復30分ほどを彼と一緒にてくてくてくてく…。私のヒザが悲鳴をあげて(太ってたんで)おりましたが、解放されました!
「なんかちょっと練習してみよっかな」と言い出して、やろうやろうと乗ったらさすがに小4。言葉で言えばわかるので、その日に乗れるようになりましたが、町内を止まらずに3周まわれるようになったら、塾も行ってみよかと言ってて、一緒に行くのがめんどくさくて後回しにしてたら、ある日遊びに来た友だちと「外に行ってくるー」と言うのでハイハイと送り出してから「…アレ」と気付いて外を見たら自転車がなくて。わーーー、まだよちよちやのに自転車で行ってしまったーーー!
何せ友だちは思いっきり乗れる子たちなので容赦ないだろうし、次男もプライドがあるからヨタヨタしながらついていくだろうし、帰ってくるまでの20分くらい、私の頭のなかでは「ikuyoさーん、おたくのお子さんがっ…」と駆け込んでくる近所の奥さんとか「キキーーーーッ、ガシャーン」という音が駆け巡っておりました。
本人はケロッとして帰ってきて、まだ許可してないのに勝手に行ったらアカンやんかといっても「エヘヘごめーん」というばかりで。でもまあ確かに友だちと遊ぶのが一番練習になるんですよね。起爆剤になったかなと思ってたら、実際そうなって。
あとは実践なんで、ゆっくり塾までの道を行くようにしたら、さすが週4回。今では危なげなく乗れるようになってます。
ただ車間距離が半端なく狭くてですね。カーブを回るときも私の内側に入ってくるので、油断なりません。ぶつかりそうになります。小声で「ハイケイデンス!」とかつぶやいてるので、弱虫ペダルの世界に入ってるのかもしれません。
漫画って偉大です。
0 件のコメント:
コメントを投稿