スカパーのMusic Airで、 チック・コリア&リターン・トゥ・フォーエバーのライブを見ました。70'sハービー・ハンコック好きなので、この時期のチック・コリアにもっと触れていてもよかったはずなのに、チック好きの友人にいい思い出がなかったため(笑)、そんなしょうもない理由で、今まで聞かなかったことを猛省しております。
"Hymn of the 7th Galaxy"から始まるライブ。緻密で繊細な音の洪水。ううー、すてき…。レニー・ホワイトとスタンリー・クラークが単純に見た目が好みというのもあり、非常に楽しめるライブになりました。Music Air、いい!
昼ごはんのサンドイッチを食べながら、YouTubeでチックの曲でも聞くかなと検索してみたら、なんと80年代ライブ・アンダー・ザ・スカイのラジオ放送をアップしている方がいらしてですね…!ラジオの司会の方の「ではお送りしましょう。ステレオ放送でお聞きの方は、左スピーカーがラリー・コリエル、右スピーカーがジョン・マクラフリンです」というのに、懐かしくてなんだか泣きそうになってしまいました。
かつて私の情報ソースはFM放送で、たまたま聞いた曲を気に入ったら大変。間に合えばメモを取り、曲名が聞き取れなければ縁がなかったと思ってあきらめる。またかかったときには、かじりついてメモを取って、お父さんがレコード屋に行くときについていってLPを買ってもらってました。
居間には父こだわりのステレオセットがあって、子どもが触ったら怒られるんです。父がレコードを紙ジャケットからそっと出して、ビニル袋も取って、スプレーしてクリーナーでふいて、ターンテーブルに置いて、針をそっと持ち上げて置く。針の乗る音、息を飲んで音が出るのを待つ瞬間。音楽を聞くことは儀式でした。
手順を踏んで、大人だけが許されるステレオで、しばし聞かせてもらえる大量の音の洪水。音楽とはそうやってかしこまって聞くものだったのです。このことだけは(だけは、って)本当に両親に感謝です!
今は気になる音楽に近づく手順がたくさんあって困りません。私が今辿り着くのは、小さいときに聞いたジャズとフュージョンです。あのピカピカに磨かれた黒いオーディオで聞いた音楽ばかりです。
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