2011年5月13日金曜日

タイタンは土星の衛星。

看板に「素人料理の店」って書いてある店と同じくらいイラッとするのが「お揚げの炊いたん」です。「炊いたん」がむずがゆい。これ、いつから始まったのか判然としませんが、ある日突然増殖しておりました。

言うのはよい、でも書くことではないのでは!
書き言葉なら「煮物」「炊き合わせ」という単語がありますがな。
「炊いたん」に含まれる、京都人、しっとりした落ち着き、おばんざいに象徴される家庭風味、を匂わせたいのだとは思いますよ。一種のキャッチコピーであるとも思います。
でもイラッとするよー、と主人に話しておりましたら、同感してくれまして。
「うーん、そやね、どう書いたら、イラッとせえへんかな」といいながら「えびの天ぷら、筑前煮…と普通のメニューが来てるのに、突然『小松菜の炊いたん』と来るからあかんのとちゃう」「だから、えびの揚げたん、れんこんと鶏肉の炒めたんほいで炊いたん、と書いてあったら大丈夫なんちゃう」
おお!イラッとしない!
むしろニヤッとする。

2 件のコメント:

  1. 私もめっさ同感です。
    いかにも、な「狙ってる」感見え見えでこちらが恥ずかしくなるような。

    関係ないですけど、「○○しふぉん」「△△しゅうくりぃむ」とかいう和風菓子にありがちなひらがな表記(んでポップはみつを系筆文字)ももぞもぞします。

    「・・・ほいで炊いたん」、ナイスですな!

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  2. おお、えべさん!
    コメントありがとうございます〜。

    なんかブロガーの調子が悪くて、記事が消えたり、コメントが消えたり、さんざんです。

    そんな中、書いて下さってうれしいです!

    みつを系筆文字ねぇ。しっくり合っていればまったく何の違和感も感じないのだから、もぞもぞするのはやっぱりちょっと狙いすぎというか、気恥ずかしさが前面に出ちゃってるものですよね。
    「だっくわーす」も見ましたぜ。ひらがなで。そこは完全にカタカナでしょう。

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