看板に「素人料理の店」って書いてある店と同じくらいイラッとするのが「お揚げの炊いたん」です。「炊いたん」がむずがゆい。これ、いつから始まったのか判然としませんが、ある日突然増殖しておりました。
言うのはよい、でも書くことではないのでは!
書き言葉なら「煮物」「炊き合わせ」という単語がありますがな。
「炊いたん」に含まれる、京都人、しっとりした落ち着き、おばんざいに象徴される家庭風味、を匂わせたいのだとは思いますよ。一種のキャッチコピーであるとも思います。
でもイラッとするよー、と主人に話しておりましたら、同感してくれまして。
「うーん、そやね、どう書いたら、イラッとせえへんかな」といいながら「えびの天ぷら、筑前煮…と普通のメニューが来てるのに、突然『小松菜の炊いたん』と来るからあかんのとちゃう」「だから、えびの揚げたん、れんこんと鶏肉の炒めたんほいで炊いたん、と書いてあったら大丈夫なんちゃう」
おお!イラッとしない!
むしろニヤッとする。
私もめっさ同感です。
返信削除いかにも、な「狙ってる」感見え見えでこちらが恥ずかしくなるような。
関係ないですけど、「○○しふぉん」「△△しゅうくりぃむ」とかいう和風菓子にありがちなひらがな表記(んでポップはみつを系筆文字)ももぞもぞします。
「・・・ほいで炊いたん」、ナイスですな!
おお、えべさん!
返信削除コメントありがとうございます〜。
なんかブロガーの調子が悪くて、記事が消えたり、コメントが消えたり、さんざんです。
そんな中、書いて下さってうれしいです!
みつを系筆文字ねぇ。しっくり合っていればまったく何の違和感も感じないのだから、もぞもぞするのはやっぱりちょっと狙いすぎというか、気恥ずかしさが前面に出ちゃってるものですよね。
「だっくわーす」も見ましたぜ。ひらがなで。そこは完全にカタカナでしょう。