中学ではもうすぐ中間テスト。それに先立って、中1の息子は塾で学力テストがありました。結果はどうだったと聞いても「国語が難しかった」とボソリ。お前、それだけちゃうやろ、もっともっと難しかったやろと言いたいのをくっとこらえて、「そう」だけ言う。
息子はこの夏以降、絵に描いたような思春期に突入し、何を聞いてもボソリと一言、二言。よそさんの話を聞いていると、無視しないだけましみたい。それに聞けば必要最低限の情報だけは口頭で伝えてくれるので、ホンマまだましなほうかなあ…。
しかしクラブから帰宅する息子は、友だちとホンマ楽しそうにしてます。なんでうちでちょっともそれ出えへんねんと言いたくなる笑顔。まあ、そんなもんですわなあ…。親ときゃっきゃ言うてる方がおかしいので、きちんと人の通る道を通っておるなとため息ですが、お世話してるのは私なので、面白くないことこの上ないですな。
懐かないペットみたいなもんですか。
テスト勉強とか課題を本当にやらないので、私がスケジュール帳に段取り組んで指示して丸付けしてるんです。こんなのはおかしいと思いつつ、小6から中1のときにそろそろ自分でやりなさいと言って様子を見てたら、楽しいくらいに成績が下がって、今も下位のクラスの真ん中より下をうーろちょろしてる。なんで小5から塾行かせててこれやねんと歯噛みしたくなりますが、私も勉強嫌いだったので、行ってるだけまし、指示してやるだけまし…と、自分に言い聞かせてます。
でもときどきキレそうになるときがあって、今回もテスト前と新人戦が重なり、ここ5日くらいの課題がまったく手つかず。その上提出物がほったらかしだったのを、今朝の掃除中に見つけてですね…。
「今度の中間テストで結果がおもわしくなければクラブと塾を見直しましょう。消化不良どころか、飲み込んでもいません。塾のショートテストの結果を出して下さい。夏休み明けの確認テストの結果は出してもらってません。塾の宿題はどうして提出していないのですか?」と一息にメモに書いて、バーンッと机に貼って掃除の続きを始める。
ふううううううーーーーっ。
えっと…。ショートテストの結果一覧って本当にもらってなかったかな?
探すと7月分までしっかりもらってる。あれ、8月は夏期講習があったからないだけなんだよね。じゃあ全部もらってるんじゃない。課題も、遅れがちではあるけど、できるときにたくさんやって、とりあえずの帳尻は合わせてる。テストの結果も、微々たるものではあるけど上がってはいる。
…うーん。頭に血が上ると、見えなくなるなあ。
家で無口になってることが、私の目を曇らせてる。
彼は何も変わってなくて、小心者で課題を出さないで平気な子ではない。たまたま忘れただけなのを私がこのタイミングで見つけてしまっただけで、またそういうタイミングで見つかってしまうタイプの子なんだ。だから悪いことができない。
昔はいろいろ学校であったことを言ってくれてたので、それがなくなったから何にもしてない、できてないと思うのは私。
そういえば、私自身の時間がなくて、テンパってるときに後回しになりがちなのも彼なのだ。だって彼はよく気がついて自分の身の回りのことは自分で用意できるから。
そやって放置気味なくせに、自分に余裕ができたときに「あんたぜんぜんできてない」ってメモを残すなんて、なんとまあ。
と、反省した朝でした。
男性って、主人を見てても思うけど、良くしてくれる人を積極的に裏切ろうとはしないような気がする。女性は確かめるために裏切ったりするけどね。
見えているものは同じなのに、見るもの・見たいものを取捨選択してる。私の思い込みと想像で事実を勝手に補完をするのをやめなさいんか、という話でした。
息子ごめん。
息子が男だから甘えているような気がします。たとえ子供といえども人と人として、こちらも節度を持って、言い方とか、言っていいこと悪いこと、言われたら気の悪いことは言わない、そういうの守っていかないとな、と思いました。
toujours---means 'always' in French.
I love my days.
I love my family, I love my cat, I love music,I love cooking. I love all of my life!
2013年9月24日火曜日
2013年9月4日水曜日
チック・コリア&リターン・トゥ・フォーエバー 。
スカパーのMusic Airで、 チック・コリア&リターン・トゥ・フォーエバーのライブを見ました。70'sハービー・ハンコック好きなので、この時期のチック・コリアにもっと触れていてもよかったはずなのに、チック好きの友人にいい思い出がなかったため(笑)、そんなしょうもない理由で、今まで聞かなかったことを猛省しております。
"Hymn of the 7th Galaxy"から始まるライブ。緻密で繊細な音の洪水。ううー、すてき…。レニー・ホワイトとスタンリー・クラークが単純に見た目が好みというのもあり、非常に楽しめるライブになりました。Music Air、いい!
昼ごはんのサンドイッチを食べながら、YouTubeでチックの曲でも聞くかなと検索してみたら、なんと80年代ライブ・アンダー・ザ・スカイのラジオ放送をアップしている方がいらしてですね…!ラジオの司会の方の「ではお送りしましょう。ステレオ放送でお聞きの方は、左スピーカーがラリー・コリエル、右スピーカーがジョン・マクラフリンです」というのに、懐かしくてなんだか泣きそうになってしまいました。
かつて私の情報ソースはFM放送で、たまたま聞いた曲を気に入ったら大変。間に合えばメモを取り、曲名が聞き取れなければ縁がなかったと思ってあきらめる。またかかったときには、かじりついてメモを取って、お父さんがレコード屋に行くときについていってLPを買ってもらってました。
居間には父こだわりのステレオセットがあって、子どもが触ったら怒られるんです。父がレコードを紙ジャケットからそっと出して、ビニル袋も取って、スプレーしてクリーナーでふいて、ターンテーブルに置いて、針をそっと持ち上げて置く。針の乗る音、息を飲んで音が出るのを待つ瞬間。音楽を聞くことは儀式でした。
手順を踏んで、大人だけが許されるステレオで、しばし聞かせてもらえる大量の音の洪水。音楽とはそうやってかしこまって聞くものだったのです。このことだけは(だけは、って)本当に両親に感謝です!
今は気になる音楽に近づく手順がたくさんあって困りません。私が今辿り着くのは、小さいときに聞いたジャズとフュージョンです。あのピカピカに磨かれた黒いオーディオで聞いた音楽ばかりです。
"Hymn of the 7th Galaxy"から始まるライブ。緻密で繊細な音の洪水。ううー、すてき…。レニー・ホワイトとスタンリー・クラークが単純に見た目が好みというのもあり、非常に楽しめるライブになりました。Music Air、いい!
昼ごはんのサンドイッチを食べながら、YouTubeでチックの曲でも聞くかなと検索してみたら、なんと80年代ライブ・アンダー・ザ・スカイのラジオ放送をアップしている方がいらしてですね…!ラジオの司会の方の「ではお送りしましょう。ステレオ放送でお聞きの方は、左スピーカーがラリー・コリエル、右スピーカーがジョン・マクラフリンです」というのに、懐かしくてなんだか泣きそうになってしまいました。
かつて私の情報ソースはFM放送で、たまたま聞いた曲を気に入ったら大変。間に合えばメモを取り、曲名が聞き取れなければ縁がなかったと思ってあきらめる。またかかったときには、かじりついてメモを取って、お父さんがレコード屋に行くときについていってLPを買ってもらってました。
居間には父こだわりのステレオセットがあって、子どもが触ったら怒られるんです。父がレコードを紙ジャケットからそっと出して、ビニル袋も取って、スプレーしてクリーナーでふいて、ターンテーブルに置いて、針をそっと持ち上げて置く。針の乗る音、息を飲んで音が出るのを待つ瞬間。音楽を聞くことは儀式でした。
手順を踏んで、大人だけが許されるステレオで、しばし聞かせてもらえる大量の音の洪水。音楽とはそうやってかしこまって聞くものだったのです。このことだけは(だけは、って)本当に両親に感謝です!
今は気になる音楽に近づく手順がたくさんあって困りません。私が今辿り着くのは、小さいときに聞いたジャズとフュージョンです。あのピカピカに磨かれた黒いオーディオで聞いた音楽ばかりです。
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