2012年8月2日木曜日

吹奏楽コンクール。

京都府の吹奏楽コンクールがありました。ヨウコの応援に行ってまいりました。親の方が緊張しますね…。京都コンサートホールは、例年の京都会館が工事で使えないための今年限りの使用のようですが、思いがけず安価にコンサートホールに入ることができ感激しました。ここでオーケストラを聞いたら、気持ちよかろうなあ〜。 数日前には、京都府民ホールアルティを借りて、練習を保護者にも公開しはったんで、それも見に行きました。アルティって初めて知りました。行ってみても、看板が出てるわけでもない、門構えがすごいわけでもないし、駅に表示があるわけでもなくて、地味なんですよ。しかし中に入ると、木の床、木の壁、大理石…とそれはそれは立派な造りで…こういうのが御所の横にさりげなく作ってあって、あまり目立たないというのがいかにも京都らしいなと感じました。またそれを安価で学生に貸し出してもらえる懐の深さというか、ね…。文化を構えすぎず、放り出しすぎない。きっと京都では文楽のような危機は起こりえないような気がします。 何度か同じ曲を聞いたことになるんですが、アルティで聞いたときと、コンサートホールで聞いたとき、そしてこれまた悪くないホールらしい地元の市民会館で聞いたとき。座った場所や、演奏者の出来も違うんでしょうが、同じ曲なのに3回ともまったく違って聞こえて驚きました。毎回違う発見があるし…。私は演奏者の出来で違って聞こえるんだろうと思っていたんですが、ホールでも違う曲くらいに聞こえるのを知って、こりゃいいとか悪いとか一概に言えないんだなあと思いました。 クラッシックの奥深さでもあるかなあとも思いました。ポップスは、それほど違う感じがしないんです。知ってる曲ならなおさらで…聞く私の方が、頭の中にある曲をなぞっているんですかね。頭の中のイメージと、あってるか違うかで、上手か下手か言っちゃう乱暴さがあるんですが…クラッシックは、何せ鳴ってる楽器がたくさんあるし、条件が毎回違うので、むしろ「あのときと同じ曲を鳴らす」ことの方がむずかしいんでしょうね。面白い世界です。 課題曲も自由曲も、とても重厚な、ヨウコのクラブのカラーにあってるなと思う曲で、何度も聞いてるうちにお気に入りの箇所も増えて、来たっ!というときには鳥肌が立つくらいに好きになっていたので、無事にコンクールが終わってほっとしましたが、以降はあまり演奏の機会がないだろうことが残念です。定期演奏会では来年の曲をやるんだろうしなあ。DVDが来るのが楽しみです。 コンクール、別の側面からの感想を言えば、私の横に座っていたセレブな感じの奥さまお二人。聞こえてくる話から、娘さんの中学校は関西大会にも出られる実力校なようで…お母さんたちのサポートも大変だなあと思っていたのですが(何せヨウコのクラブの練習量だけでも、親としてはヒイヒイ言うほどめんどくさいししんどいので)、ヨウコの中学の演奏が終わったときに「なんなん。これ、うまいんか下手なんかわからん!ピッチ合うてんのん?!」と吐き捨てはったんが後味悪くて…。
すぐに立ってホールを出たので、前庭で行われていた子どもたちの記念撮影に立ち会えたんですが、そこに集まった同じ中学の保護者の方々がニコニコ「よかった、よかった」「いやあ、無事終わってほっとしました」「上手やったやんね…?私、音楽はわからないので…」と言うてはる様子に、ホッとしました。たぶん保護者としてはこっちの態度が正しい…。吹奏楽部の掲示板みたいなとこで、コンクールの結果に過熱する保護者が、ひいきがあったとか、審査員がどうとかこうとか言うのがうっとおしいみたいな書き込みを読んだことがあり、確かに保護者はあれこれいう立場にないのだからと、改めて自分に言い聞かせました。口から出していいのは「よかったよ」だけにしとこう。ヨウコの向かう姿勢は間違ってなかった。取り組む姿勢については言っていい。でも結果について言うのは先生だろうと。
コンクール終わって、心底ほっとした顔のヨウコ。昨日までと全然違っていい表情してました。

0 件のコメント:

コメントを投稿